安藤美姫のトリノでの選考について
目次
1 概要
2 代表選考
2.1 選考方法
2.2 過去の選考方法
2.3 年齢制限
3 競技会の種類と格式
4 シーズン開幕
4.1 日本人選手の躍進
4.2 グランプリシリーズ
4.3 グランプリファイナル
5 騒動勃発
5.1 煽ったテレビ朝日
5.2 過熱するメディア報道
5.3 全日本選手権
5.4 代表発表と結果
6 騒動の総括
6.1 原因
6.2 メディア
6.3 個人
6.4 日本スケート連盟
7 あとがき
8 脚注
引用元: トリノ五輪代表選考騒動.
【フィギュア】それでも安藤美姫が選考される理由?
現在女子フィギュア・スケートのオリンピック代表候補は安藤美姫・荒川静香・村主章枝・恩田美栄・中野友加里の5人である。選考のルールは決められていて。
女子フィギュアのトリノ五輪出場枠は3。選考は昨季と今季の合計得点で査定する。
昨季の得点については、各選手の最も獲得点が高かった国際大会のポイント(順位点)の70%を「持ち点」とし、村主が700点(世界選手権5位)、安藤が665点(同6位)、荒川が560点(同9位)、恩田が564点(4大陸選手権2位)、中野が343点となっている。
今季は出場したGPシリーズとGPファイナル、国内大会のうち得点の高い2大会に、最終選考会の全日本選手権の得点を加えた得点で査定する。GPシリーズのポイントは、優勝600点、2位550点、3位500点。GPファイナルは優勝800点、2位750点、3位700点となっている。
ただしポイント差が合計ポイントの10%以内となった場合は、順位を逆転させる場合もある。このことについて協会は「選考ポイントは、あくまでも五輪で勝てる選手を選ぶことが目的」としている。
またGPファイナルで3位以内に入った選手は、全日本選手権を待たずに内定する可能性もある。
浅田真央は2004年7月1日現在で15歳に達していなかったためトリノ五輪に出場することができない。